志高湖キャンピングクラブ

Shidakako Camping Club

北海道キャラバン2018 34 朱鞠内湖畔キャンプ場

| 6件のコメント

6月10日

今朝の最低気温2.3℃寒さが戻ってきた北海道です。場所によっては氷点下の所も有ったみたいです。
朝、サイトを見渡してみると20組以上は居るようです。美深アイランドはなかなか便利な所ですが、キャンプ場と言うよりキャンプ村の雰囲気です。焚火の煙の代わりに洗濯ものが見える所です。私には合いそうに無いので次へ向け旅立ちました。
国道 275 号、美深国道をCarpenters のYesterday Once MoreをBGMに心地よく可愛いトレーラーを転がしました。
お昼ご飯は日本最寒の地、幌加内町母子里のコンカフェMoshiriでピザを頂きました。40フィートコンテナを改装したおしゃれなcafeでした。
此処、母子里は国内最低気温マイナス41.2℃の記録を持つ場所らしいです。どれだけ寒いのでしょうね??雪も2メーター以上は積もるらしいです。

サービスで頂いた山菜の天ぷら、ウドと初めて食べるシャク(山人参)ノンアルのビールで美味しく頂きました。
タイニーシャック、何の小屋か分かりませが、中に見たことのないBBQストーブが?、欲しいな~!
コタハウスと言うBBQハウスらしいです。フィンランドのBBQストーブ⁇

今日のお宿は朱鞠内湖畔キャンプ場(しゅまりないこ)、日本最大の湛水面積を持つダム湖の湖畔の素敵なキャンプ場です。水辺のすぐ傍まで車を乗り入れることが出来、湖と森に抱かれる(いだかれる)感じは最高です!

トレーラからの眺め、この景色は癖に成りそうですね。今夜は良いお酒が飲めそうです!!

6月11日

昨夜はなおしていた冬布団を出して来ました。まだまだ寒そうなので。今朝も4℃でした。当分冬布団ですね。
今日は名寄と士別のスーパーを梯子してきました。後は士別の町のチェックを少しだけしただけで、なにも無い一日でした。
此処、幌加内は蕎麦の生産量日本一の町で、この近辺には美味しい蕎麦やさんがいっぱいです。お昼もお蕎麦を頂きました(幸せ)。
夕方6時、気温15℃風が少しあり外に居ると寒いです。ちょっと寂しい感じですが、とても気持ちの良い湖畔の夕方です!当分の間此処でお世話になろうかな?

暗くなって行く朱鞠内湖。

夜のマイトレーラー、お酒が進んでます。
朝の朱鞠内湖。
釣り人も結構いますよ。

今回の旅で初めて焚火をしました。焚火が似合う、焚火がしたくなる様なキャンプ場です!

6月12日

世間では米朝会談で盛り上がってる様ですが、此処、朱鞠内湖では自然の成り行きだけが関心事です。朝から雨、気温は朝10℃昼8℃夕方6℃、昼から風も出てきて冷たい雨ですので、一日中トレーラの中で何もせず湖面を眺めながらコーヒーを飲んだり、kindleで本を読んだりでした。でも、のんびり出来て良かったかも?
夕方からは風が一層強くなりちょっとした嵐です。風と波の音が今日の肴ですね!
暇つぶしに読んで見ました。北海道の湖とか川とかでキャンプしてるとカヌー(カヤック〉に興味が湧いてきますね。

6月13日

今日も小雨で寒い、未だ朱鞠内湖、午前中はゆったりと湖を眺めて過ごす。昼から大きな湖畔を巡ってドライブ、ピッシリ山の登山口をチェックしに行ってみました。人里離れた林道を経て登山口まで行きましたが。こんな山の中の車も離合できない、電話も通じない所でスタックでもしたらどうしよう。おまけに熊のテリトリーみたいですし。ちょっと怖かったです。
ピッシリ山は標高だけ見ると大したことは無いようですが、ちょっとマイナーな感じで、登山道、熊、電話、アップダウンなど九州の爺様が一人だとちょっと怖いので今回はパスです。(パスが多いですね)。

林道の入り口、例によって熊出没注意、車がやっと一台通れる狭い林道です。途中崩壊しかかってる所が、Uターンも出来ない、行けるとこまで行くしかない、スタックしたらどうしよう(怖い)。

登山口の標識のポール、倒れてます。ほとんど登山者は居ないのかな??
帰りに雨竜第一ダムを見て来ました。戦時中に完成したこのダムには悲しい歴史が有るようです。-40℃にもなる酷寒の地で日本人だけでなくアジアからの労働者や捕虜ら延べ600万人が従事し、一説では千人以上の犠牲者が出たらしい?一部の犠牲者は堰堤にそのままコンクリで埋められたなどと言う話もあるようです?北海道の150年の間には開拓、鉄道など大きく変化してきた歴史を感じます。
特に1995年に廃線になった深名線のダム建設との栄枯盛衰にも興味が湧きますね。
昭和の悲しい歴史ですが、そう言う犠牲者の皆さんのおかげで今の素晴らしい日本が有ると、改めて感じながら、此処、朱鞠内湖を楽しみたいと思いました。
雨竜第一ダム、直ぐ傍にあるとても大きな殉職者慰霊塔、{朱鞠内湖に愛をこめて}と刻まれてました。犠牲の大きさを感じます。
今日の肴は興部のラクレットチーズです。クラッカーに載せて電子レンジで20秒程度(結構時間の調整が難しい)チンすればワインのお供が出来上がり。

晩御飯は浜名湖印のうなぎ蒲焼でひつまぶし。浜名湖印の鰻は斎藤茂吉が戦時中に買い占めしたと言う話がある歴史のある缶詰です。冷凍の鰻の方が美味しいかもしれませんが、たれを少し足してひつまぶしにしたら結構いけますよ。何より缶詰ですので保存が楽でキャンプには便利です。
夜10時、まだ外は雨、雲も見えないような漆黒の闇、全くの真っ暗だ。こんな真っ黒な世界は初めてだ。明日は何処へ??

6月14日

今日も最低気温は5℃最近ずーとこんな感じで寒いです。でも、暑いのよりはこれ位の寒さの方がトレーラーではすごし易いです。クーラーは電気が要りますが、ヒーターはガスで何時でも何処でも使えますし、着こめばこれくらいの寒さだとOKですし。暑いと北海道では虫が出てきて大変です。
それから、北海道のこの時期の必需品は炊事用のゴム手袋です。とにかく水が冷たいので直ぐにあかぎれになってしまいます。
今日も午前中はまったりとコーヒを楽しんだりして、昼からは深名線の名残りのチェックを兼ねて幌加内までドライブしてきました。
廃線から20数年しか経ってないのに線路跡、駅跡などほとんど残っていないのに驚きました。興味が無ければ歴史から忘れ去られてしまいそうです。
珍しく保存されている第三雨竜川橋梁、歴史を感じます。よく北海道のこんな田舎に鉄道を走らせたもんですね。昭和という時代のすごさを感じますね。
添牛内駅跡、残り少ない旧駅舎?、線路の跡など全くなく地形から此処に線路が有ったのでは、そんな痕跡だけ??
幌加内の交流プラザで旧JR深名線資料展示室を見た後、1Fの雪月花でお蕎麦を頂きました。美味しかったのでお替りまでしました。

ほろかない湖公園キャンプ場、人造湖の湖畔に有る何も無い静かなキャンプ場。人もそんなに居ないのでは?200円でゆったりできるキャンプ場かな?そのうちに泊まってみよう。
ツリーハウスに五右衛門風呂、雪の中でこんな所で過ごしたいです!


今日の夕陽。
夕方になって少し空が明るくなってきました。明日は良い天気かな??

6月15日

今朝もどんよりした天気で寒いです。今日は志高湖で良くお会いしてる北九州の やまもも ご夫婦が此処まで来られるので、午前中は名寄まで買い出しに行き、帰りに日向温泉でお風呂を頂いてきました。

久しぶりに志高湖の仲間とお会いできて嬉しかったですね。やまももご夫婦は2人+わんこで北海道を廻られてる仲良しご夫妻ですよ。

名寄で買い出しした帆立とつぶ貝でウエルカムパーティ?、お酒が進みますね。
今日も夕陽と焚火で一日が終わろうとしてます!

雲の合間にちょっとだけ星空が。

6月16日

昼前に やまもも ご夫妻が積丹半島の方へ旅立たれたので、一人寂しく母子里のコンカフェで昼食を頂き、先日ホームセンターで買ったクラブを試しにパークゴルフをやってみました。ちなみにクラブとケースとボールのセットで8500円ぐらいでした。
昼からは通行止めの道路を歩いて山の中の雨竜第二ダムを見に行きました。人気の無い所のダムはちょっと不思議な感じでした。
後はシャワーを浴びて、湖を眺めてるだけでした。今日は土曜日でキャンパーさんが増えて少しだけ賑やかですね。

雨竜第2ダム、道路は通行止め、熊に注意、歩いてしか行けない幻のダムです(笑)。ちょっとだけ、そんな雰囲気は有りましたね。
夕方から雲が出てきて星は見えそうに無い湖畔。
明日はぼちぼち何処かへ旅立つかな??

“北海道キャラバン2018 34 朱鞠内湖畔キャンプ場” への6件のフィードバック

  1. やまもも より:

    志高湖キャンプ場大ファンの夫婦です。
    今北海道一周の旅の途中です。志高湖ブログ開いたらたまたまsamさんのブログにたどり着来ました。明日も朱鞠内キャンプ場にお泊まりの予定ですか

  2. sam より:

    やまもも さんコメント有難うございます。
    予定は何もありませんので、ずーと此処にいても良いかな?
    こちらに来られるようであれば此処に留まります!
    志高湖、懐かしいです。

  3. やまもも より:

    今晩 道の駅鰊番屋泊です そちらに行きます 昼過ぎになると思います
    ここからの落日は最高です。

  4. sam より:

    了解です。もう少し此処に滞在します。
    お会いできるのを楽しみにしています!

  5. やまもも より:

    昨日はお世話になりました。美味しいホタテとツブ貝刺身北海道を満喫しました。 
    素晴らしい景色に感動しました。湖と星を眺めながらの焚き火素敵でした!志高湖思い出します。何よりも嬉しかったのはsamさんと北海道でお会い出来た事です。これからの旅に役立つ色んな情報を戴き多いに勇気を与えて戴きました。次回は志高湖で再会を楽しみにしています
    ありがとうございました。

  6. sam より:

    こちらこそ有難うございました。
    わざわざ来ていただき嬉しかったです。
    久しぶりに九州、志高湖を思い起こしました。
    ちょっとだけホームシックに成りそうですが、明日からも旅を続けたいと思います。
    志高湖での再会を楽しみにしています。
    良い旅が続きますように!

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